新潟の間瀬サーキットで行われる恒例の「ほのぼの耐久レース」に出場しました。 200km走るレイスで、僕たちはオウプン(排気量上限無し)ノーマルクラスに、ジレラ・サトゥルノ500で出場しました。非力ながら、コーナリングでタイムを稼ぎ、またライダー3人(2人でもオッケーのようだ)の力量がほぼ近かったせいもあって、40台中、総合(改造クラスとノーマルクラスの混走で、僕たちはノーマル)16位、クラス7位という成績でした。 僕たちより上位のノーマルは、上から順に、YZF-R6(総合2位)、CBR945RR、GSX-R750、RGV-ガンマ、アプリリアRS250、CBR600F4、ってな感じです。 |
9日の夜中12時に、内の近所のジョナサンに集合して、2台で出発。 栢さんの車に、栢さん、鈴木さん、本田さん、森さんの4人が乗り、ハイエースには本田さんのサトゥルノ500、それに僕とうちのカミさん。 |
所沢のインターチェインジから関越高速自動車道に乗り、一路北を目指す。上里SAで最初の休憩。本田さんが、乗り物酔い。車に弱いことが判明。これは、僕も昔ずっとそうだったので、具合の悪さが手に取るように判り、可哀想だが他人にはどうしようもない。次に石打SAで休憩。三条燕インターチェインジで降りる。 |
僕が先導して走るが、道の様子がすっかり変わっていて、二つめの曲がり角の目印が見当たらないまま、川を越えてしまった。何て言うことはない、最初の曲がり角を一本早く曲がってしまったのだった。 僕のミスである。しかも、折角カーナヴィを搭載してあったのに、使い方(行き先設定方法)がよく判らないため、間瀬を入力できず、しかたがないので寺泊を入力。ナヴィに従って進行。結果、大回りになって皆に迷惑をかけてしまった。すみません(^_^;)。 |
間瀬サーキットに5時半頃到着。ゲイトオウプンは8時とのことで、車の中で一眠り。 直射日光が暑くて堪らない(^_^;)。ときどきエンジンをかけて、エアコンで車内を冷やしたりもするが、結局車の向きを180度変えて、また眠る。 |
やっとゲイトが開いたので中に入るが、エントラントも一人2,000円の入場料を摂られるのは納得できない。 パドックはあまりに暑く、早々に音を上げたカミさんは、外に出て、向かいの「日の出屋」さんで休憩。日の出屋さんは、3年くらい前まで毎年「間瀬合宿」の宿にしていたところである。 |
この日は45分ほどの練習走行のみ。 タイムよりもセッティングに費やす。何だか、硬くて路面の悪さを吸収しきれず跳ねる印象で、サスセッティングを変更。 ファイナルは、ややロングな気がするも、未だケイスが上がってないので、スピードが速くなってくれば、このままでOKな感じであり、そのままいくことに決定。足周りの、最終的な変更をして本日の走行は終了。 これで良いかどうかは、明日の公式練習で確認することに。 |
皆で、向かいの日の出屋さんに行き、昼飯。少し、休憩して宿に向かう。予定よりも早めに宿に着いたが、チェックインOKであった。6時まで一眠りしてから、夕飯に出ることにして解散。 6時にロビーに集合して、本田さんの案内で居酒屋へ。僕は冷やし鰻蕎麦を食う。これは中々ンマかった。森さんと栢さんが、実は大飯食らいなことが判明(^_^;)。 |
11日朝6時、サーキットに向かって出発。途中で朝飯と飲み物を買い入れて、到着すると既に下のパドックは満杯。しかたがないので、上の一番奥に陣取る。 車検は、前日に済ませてあるので、時間的には余裕である。公式練習では、ここに馴れてない森さんに、なるべく多く走ってもらう。セッティングは、良い感じだ。 |
8時20分、スタート。 |
第一ライダーは本田さん。ルマン式にスタート。合図と同時にバイクに駆け寄り、エンジンを始動して走り出す。 上手くスタートして、どうやら順位を上げたようだ。 順調に周回を重ねて、森さんと交代。一人20分ずつ2度走るローテイションである。 しかし、前に間瀬で起こったフロントブレイキのトラブルが発生。急にブレイキストロウクが伸びて、二度引きをしないと効かなくなるのである。僕も、その症状が最初に起こったとき、バックストレイトエンドで大丈夫だったから安心していたところ、その次の右コーナーでいきなりノーブレイキ状態。慌てて、3度ほどレヴァを握り直すと、やっとブレイキが掛かった。もう少しで、コースアウトであった。 以後は、コーナー手前から軽くレヴァを引いて、圧力を確認しながら走った。これが無ければ、きっとあと1-1.5秒らいはタイムが縮められたに違いない(僕のベストタイムは、1分15秒144だった)。 来年に期待しよう。 |
そんな苦労を抱えながらも、ピットクルー二人のおかげで(鈴木さんと栢さん)、走る(及び休憩=体力回復)ことに集中できて楽でした。お二人に感謝。 体力は、昔に較べるとやはし回復が遅い(それとも、昔よりも無茶苦茶に暑いのか?)。クーラーボックスに入れてある、氷の袋(半分溶けて水になっていたので丁度良い感じ)を首や頭、顔に当てて、上がり切った体温を下げ、やっと人間に戻る。走っている間は平気なのだが、降りると一気に発熱してくるのだ。 |
そして、約2時間後にゴール。エントリィ40台、出走39台の中、完走が30台。我々「ジレラ・サトゥルノ・レイシング」ティームは、総合16位、クラス7位という結果であった。まずまずではないだろうか。 他車に較べて非力なサトゥルノだが、ライダー3人の力量が揃っていたのと、コーナーはけっこう速く駆け抜けられるおかげである。 総合で一桁順位を目指そうではないか。何年かかるかは兎も角(^_^;)。 |
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