さて、今月の日光のレイスは1997年の最終戦でありました。 トルコから戻って来た3日後にレイスなので、 頭も身体も全然レイスになってないままサーキットへ…。 |
おやじクラスのフリィ走行に出かけるMr.Bike&633Squadronティームの太郎ちゃんと、身内ティーム(12番) |
今回は太郎ちゃんはストリートファイタークラスには出場しないとのことなので、グースは僕だけ。てなわけで、サーキットについてそう時間が経たないうちにストリートファイターの予選が開始された。前回の失敗を繰り返さないように、5周のウォームアップをしたら一生懸命走る、と心に誓ってコースイン。ところが、身体は固いしタイアを100%信頼出来るほどには走って無いしで、結局は48秒台止まりのすれすれで予選パス。僕より遅いのはCBR250の1台だけで、この人はサーキット初心者らしく52秒台しかでていない。上を見ると、僕より1秒速いタイムに常連のグース350(ガンマのタンク装着)がいて、その1秒上にSRX250がいた。僕の現在までのベストタイムは47秒台半ばなので、頑張れば何とか抜けるかもしれないとの希望を仄かに抱く。 |
今回は、前回に較べて予選タイム は向上したがまだまだベストタイム までは届いていない。 13分の予選時間内に どうやって、ベストタイムを 出すかが今後の課題。 |
お昼少し前には、おやじクラスの練習走行と本戦。中々タイムが上がらないままに、1時間の走行を終える。「また、4位かねえ」なんて相棒の太郎ちゃんと話していたら出て来たリザルトはなんと!3位ではないか。やった。2度連続で3位をゲット。来年は、目標2位だぜ。と言いたいところだが、この壁はとてつもなく厚い。まあ、希望は大きいほど良いのだ、皆も応援してくれ。 |
おやじクラスは今回も3位。 表彰台の上からシャンペンを撒いた。 |
このシリーズにはちゃんとレイスクィーンが2人もいる。 ナイスバディな2人を見たいあなたは、来年のシリーズ戦を観戦に来るべし。 |
で、いよいよストリートファイターの時間がきた。最後尾から、オレンジ色のグースをマークしつつスタート。前半は良い感じで10~15メートル前方に見えているまま徐々にペイスを上げていった。ところが、周回遅れが現れ始めて、ちょっと引っ掛かっている間にオレンジグースは先へ行ってしまい、ついには追い付けぬままにレイスは終わった。結果は、4ストロウク中4位。僕より遅いのは件のCBRだけという哀しい結果に終わった。貼り出されたリザルトで各車のタイムを見ると、僕のベストタイムはやはし47秒台半ば。オレンジのグースと、SRXはさらに其々1秒ずつアップしていた。そうだよな。そう簡単に追い付けないわけだ。まずは、来期までに1秒のタイムアップしなくては、この先の希望が乏しい。練習あるのみである。 |
このシリーズ戦のSP12EとS80の2クラスに、我等が若松みさがフルエントリィしていることは、先月のレポートに書いたとおりである。 |
みさは後2戦を残したところで、SP12Eクラスの方では2位に7ポイントの差を付けてトップに居た。 それが、マシンを提供しているメカニック側との意見の食い違いで、マシンが思うように走ってくれず、先月がノーポイントに終わってしまった。 今月の最終戦が正念場のはずであった。 |
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S80クラスを走るみさ。ずっと3位争いの集 団で抜きつ抜かれつを続けていたが、リザルトは6位。 |
前回・今回と、みさは思うように走ってくれないマシンに苦労していた。 |
しかし、またしても思うように走ってくれないマシンに苦しめられ、予選はまさかの18位。 本選も、後方のグループに呑み込まれたまま全然前に出ていけない。見てる方が歯痒くなるが、乗ってる本人の方がもっと辛いに違いないことがよく判るだけに可哀想なレイスであった。いや、レイスになっていなかったのだ、みさのレヴェルでは。 パドックに帰ってきたみさは、小さな声でマシンの走らないことを僕に言った。その眼には涙が滲んでいた。よほど悔しかったに違いない。頑張れみさ。この悔しさを次のレイスにぶつけろ、なんてかっこいいことを言っても、僕などのレヴェルよりも遙に高いところに居るのだから慰めにもならないだろうが、僕も僕なりのレヴェルでレヴェルアップするよう頑張るから、みさも頑張るのだ! |
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SP12Eクラスを走る若松みさ。 2戦前までは7ポイントの差を付けてポイントリーダーだった。 しかし、マシン提供のメカニックが意見を聞いてくれず 2戦続けてのノーポントレイス。 僕は初めてみさが悔し涙を流すのを見た。 |
おやじクラスでの太郎ちゃんの走り。このシリーズも3年目になって、なんとか2度の表彰台をゲット。来シーズンはもっと沢山の入賞ともう一つ上位を目指したいものだ。 |
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